ツーリングスポット 近畿その2

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青山高原

青山高原は、三重県津市から伊賀市にかけて南北およそ15キロに広がる高原である。三重県から奈良県の山間部に位置する国定公園、室生赤目青山国定公園の東部に位置する。標高600メートルから800メートルの高所にあり、「関西の軽井沢」などと呼ばれる。 青山高原には、国道165号線から、青山高原の尾根伝いに走る、三重県道512号青山高原公園線に入る。青山高原には全長50メートル以上の風車が30基以上あり、青山高原に近づくにつれ、大きく見えてくる。この風車は、青山高原ウインドファームの風力発電施設で、本州最大級の風力発電所である。青山高原の主峰、標高842メートルの笠取山は、若狭湾から琵琶湖を経て伊勢湾へ抜ける「風の通り道」で、本州屈指の好風地域なのである。青山高原第6駐車場から、この風車の眺めをみることができる。 青山高原の標高756メートルの地点には、測量の基準となる、三角点もある。中腹には丸山草原、山頂には、椅子とテーブルのある青山高原山頂小屋があり、ここで休憩することができる。また、フィールドアスレチックを楽しむことができる、ピクニックランドもある。 青山高原がある室生赤目青山国定公園の中には、日本の滝100選にも選定された、赤目四十八滝もある。滝をつなぐ約4キロの回遊路は、深い森の中を歩く遊歩道となっていて、森林浴の森100選、遊歩100選にも選定された。 このほか、敷地100万坪の総合リゾート施設、メナード青山リゾートも、室生赤目青山国定公園の中にあり、青山高原のほど近くにある。

浜名湖

浜名湖は、静岡県西部の、浜松市、湖西市、浜名郡新居町にまたがる湖で、遠州灘に通じている。浜名湖に行くには、東名高速道路、三ヶ日インターチェンジまたは、浜松西インターチェンジで降りる。国道1号線を使う場合は、弁天島周辺から湖方面へ入る。浜名湖周辺は、浜名バイパスや浜名湖大橋、浜名湖レイクサイドウェイなど、景色のよいツーリングスポットも多い。 浜名バイパスは、浜松市西区から浜名郡新居町を結ぶ、国道1号バイパスで、125cc以下のバイクは通行禁止の自動車専用道路である。昭和53年に有料道路として供用が開始されたが、平成17年3月30日22時をもって、終日無料開放されている。途中の浜名大橋からの遠州灘の眺めは、アメリカ西海岸を彷彿とさせるような眺めだが、残念ながら停車はできない。 浜名大橋は、村櫛館山寺有料道路の中の橋で、弁天島と村櫛半島、雄踏を結ぶ、湖上に浮かぶ橋である。非常に景観がよい。村櫛海水浴場に駐車場があり、ここから浜名湖の眺めを楽しむことができる。 浜名湖レイクサイドウェイは、湖西市から、大崎半島を縦断し、東名高速道路三ヶ日インターチェンジまでぬける道路である。2007年4月から、無料開放されている。南に浜名湖、北に猪鼻湖を眺めながら走ることができる。

弓ヶ浜海岸

弓ヶ浜海岸は、静岡県賀茂郡南伊豆町の、約1.2キロの砂浜である。青野川から白い砂浜が弓なりに続き、白浜、今井浜とともに、伊豆3大美浜と言われており、日本の渚100選に選定された。湾の両側に岬があり、遠浅で波が穏やかなので、夏季は海水浴場としてにぎわう。弓ヶ浜には温泉もあり、南伊豆町には下賀茂温泉もある。東に突出した盥(タライ)岬からは、伊豆七島や、爪木崎から石廊崎まで海岸線が続く、雄大な弓ヶ浜海岸の風景を一望できる。また、青野川の堤防には、菜の花が咲く時期、河津桜も開花し、桃色と黄色の見事な色になる。 弓ヶ浜から西に続く石廊崎は、伊豆半島の最南端の場所の岬である。高さ100メートルの切り立った断崖は、相模灘と遠州灘の波濤を受け、断崖上には、明治4年にイギリス人ブラントンにより建設された、白亜の灯台がそびえる。断崖上から水平線を眺めると、利島、新島、式根島、神津島などの伊豆諸島が一望できる。石廊埼灯台の先には、石室神社、さらにその先に、熊野神社があり、熊野神社は、岬の先端に位置する。 石廊崎のさらに奥が奥石廊崎で、夕日は一見の価値がある。愛逢(あいあい)岬は、断崖を望む絶好のビュースポットで、岬が駐車場になっているため、気軽に立ち寄って休憩できる。売店やトイレも完備している。愛逢岬から約300メートルの場所には、小高い丘の上にユウスゲ公園があり、ここからの景色も雄大である。ユウスゲは、7月下旬から8月中旬に見頃をむかえる。

富士山スカイライン

富士山スカイラインは、静岡県富士宮市と御殿場市間を結ぶ道路および、富士山5合目に向かう登山道のことである。御殿場富士公園線(延長12.0キロ)、富士公園太郎坊線(延長13.0キロ)、富士宮富士公園線(延長9.5キロ)という3本の県道を静岡県が整備、昭和45年7月から供用を開始した総延長34.5キロの周遊道路である。平成6年7月からは無料化されている。正式名称は「表富士周遊道路」で、富士山スカイラインは愛称である。昭和62年に、日本の道100選に選定された。 富士山スカイラインの終点である新5合目駐車場は、標高2,400メートルにあり、富士山表口登山の基地となっている。駿河湾、伊豆半島が一望できる眺望はすばらしく、レストラン、売店などの設備も整っている。富士山スカイラインは、春には新緑、秋には紅葉の景気が楽しめるが、冬季は除雪作業を行わないため、1月下旬頃から4月下旬頃まで、通行止めになることがある。夏季の登山シーズンについても、一定期間マイカー規制が行われる。 周辺観光スポットは、三島市の三嶋大社、箱根旧街道、沼津市の大瀬崎、あわしまマリンパーク、千本松原、我入道の渡し、長泉町の天然記念物、鮎壺の滝、五竜の滝、富士宮市の朝霧公園、富士川町の一里塚などがある。 また、裾野市や御殿場市、小山町、富士宮町には、富士山を眺めながら入浴できる日帰り温泉施設が多くあり、雄大な景色を眺めつつ、のんびり過ごすことができる。

伊賀上野

伊賀市は、伊賀流忍者でよく知られているが、俳聖松尾芭蕉の生誕地でもある。伊賀市内には、伊賀忍者や、芭蕉に関する観光スポットがいくつかある。大阪方面からは、西名阪自動車道から名阪国道に乗り、上野インターチェンジから5分ほどで上野公園へ着く。京都からは、名神高速道路を使用して、瀬田西インターチェンジからアクセスするのが一般的だ。名古屋方面からは、東名阪自動車道から名阪国道、中瀬インターチェンジからアクセスできる。 上野公園の中には、芭蕉翁記念館や、俳聖殿、伊賀流忍者博物館、伊賀上野城などの名所がある。芭蕉翁記念館は、昭和34年に開館した、松尾芭蕉を顕彰する施設で、芭蕉直筆の資料など、貴重な資料が多く保存されている。入館料は、300円である。昭和17年に芭蕉生誕300年を記念して建設された俳聖殿には、伊賀焼等身大の芭蕉座像が安置されている。市の文化財に指定されている八角堂の外見は、芭蕉の旅姿を形どったものである。芭蕉座像は、10月12日の芭蕉祭にのみ公開される。伊賀流忍者博物館は、仕掛けやからくりの施された屋敷内を、くの一が、どんでん返し、隠し戸、刀隠しなどの実演を交えて説明してくれる。料金は700円である。 このほか、伊賀焼伝統産業会館では、伊賀焼の展示や、パネルやビデオでの伊賀焼の紹介を見ることができる。10名以上であれば、作陶や絵付の陶芸体験教室を予約できる。入館料は200円である。伊賀の里モクモク手作りファームでは、農業体験のほか、日帰り湯や、レストランなどの設備もある。