ツーリングスポット 東北

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福島県(いわき)

常磐自動車道いわき勿来インターチェンジを降り、国道6号線を走ると小名浜港近くに「いわき・ら・ら・ミュウ」がある。近隣の漁港に水揚げされた魚介の販売や、魚料理などが楽しめるレストランが入っている。近くには世界で初めてサンマの水槽内累代飼育に成功した「アクアマリンふくしま」もある。また、総面積3.4万平方メートルの「三崎公園」内には、高さ60メートルの「マリンタワー」が建っている。搭にのぼると360度の景色が楽しめる。海沿いの道路は、海岸線を眺めながらゆったりと走れるだろう。また、真冬でもほとんど雪の降らない、いわき市周辺は、四季を通してツーリングが楽しめる場所である。 マリンタワーから県道15号線を走る。高さ27.3メートルの「塩屋崎灯台」は、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台であり、美空ひばりの「みだれ髪」の歌詞の舞台でもあるため、その歌碑が立ち、周辺道路は「ひばり街道」ともよばれている。県道15号線から県道241号線、国道6号線を走ると「白水阿弥陀堂」がある。平安末期の代表的な建築様式の阿弥陀堂は、国宝に指定されている。 いわきから郡山までを結ぶ国道49号線沿いは観光スポットも少ないので、磐越自動車道を利用しても良い。県道66号線を走ると、途中「あぶくま洞」のある滝根町を通り、滝桜で有名な城下町、三春町も通る。

宮城県(塩竈・松島)

東北自動車道仙台宮城インターチェンジを降り、国道45号線を松島方面に向かう。その途中にある塩釜市は漁港であり、おいしい魚介類が食べられる。市内にある「塩竈(しおがま)神社」は、全国にある塩竈神社の総本山で、東北一の参拝客数を誇る。また、境内の桜は見事である。 国道45号線をさらに北へ進み、いくつかのトンネルを抜けると松島海岸に到着する。松島の観光スポットは近くに集中しているので、ゆっくり見たい場合は、駅近くの駐車場に車を停め、徒歩での移動をお薦めする。松島に着いたら時刻を確認して「松島湾島めぐり定期遊覧船」に乗りたい。湾内には、小さな島が260余りもあるという。船に乗ると、エサを求めたカモメがすぐ近くまで寄ってくる。それらを楽しみながら恵比寿島、兜島、在城島などを眺めるといい。 奥州随一の禅寺である「瑞巌寺」。現在の建物は慶長14年(1609年)に伊達正宗によって造営され、伊達家の菩提寺になっている。国宝、国の重要文化財も多い。本堂の周辺には茶屋もあり、食事や休憩もできる。食事どころでは「松島さかな市場」に行くと、牡蠣などの三陸の海の幸を味わえる。松島の観光スポットとしては、ほかに「マリンピア松島水族館」「みちのく伊達正宗歴史館」などもある。東北自動車道から、直接松島へ行く場合は、三陸自動車道を利用し松島海岸インターチェンジで降りるとよい。

山形県(山形・村山・銀山温泉)

山形自動車道山形蔵王インターチェンジを降り、国道286号線を走り山形市内に入ると「霞城(かじょう)公園」がある。園内には現在の山形市の基礎を築いた名将・最上義光(もがみよしあき)の銅像がある。公園の目の前には「最上義光歴史館」もある。山形の歴史に興味があれば「山形県郷土館文翔館」を訪ねるとよい。 山形市中心部から国道13号線を北に走り、県道19号線沿いに「山寺」がある。この寺は慈覚大師が創建した天台宗の名刹で、松尾芭蕉も訪れた寺として有名である。山全体を回ると1,100段あまりの石段がある。近くに「山寺芭蕉記念館」もある。 山寺から天童市内に入ると、天童市街地を見下ろす舞鶴山頂にあるのが「舞鶴公園」である。桜の季節には、ここで人間将棋が開かれる。天童市から村山市に入る。村山市では、山形名物のそばを食べたい。最上川に添うように多くのそば店がある「最上川三難所そば街道」が有名である。 村山市から羽州街道を走ると尾花沢市である。芭蕉ゆかりの「尾花沢市芭蕉・清風歴史資料館」を見て「銀山温泉」に向かう。江戸時代に銀山の鉱夫が発見したという温泉は、山形県きっての観光名所である。

岩手県(一関・平泉・花巻)

東北自動車道一関インターチェンジを降り、国道342号線を栗駒峠方面に走ると「厳美渓(げんびけい)」である。磐井川の中流部にあたり、大自然が作り出した甌穴(おうけつ)や岩石の起伏、四十八滝などのダイナミックな渓谷美は、国の天然記念物に指定されている。厳美渓から栗駒峠に向かう道は、カーブの多い山岳道路になる。道路沿いには「真湯温泉」「須川温泉」などの温泉がある。 東北自動車道一関インターチェンジか平泉前沢インターチェンジを降り、4号線沿いを走ると「中尊寺」である。近くの駐車場に車を停め、ゆっくりと周辺スポットを観光したい。中尊寺は天台宗東北大本山で、藤原三代の栄華の象徴である。平安仏教美術の宝庫であり、国宝、重要文化財は1,000点にも及ぶ。周辺の観光スポットには義経の館跡である「高館義経堂(たかだちぎけいどう)」、藤原氏二代基衡(もとひら)が造営した「毛越(もうつう)寺」、藤原秀衡(ひでひら)が京都・宇治の平等院鳳凰堂に習い建立したという「無量光院跡」などがある。 国道4号線を走り、水沢市、北上市を観光しながら花巻市に入ってもいいが、花巻市の観光を目的にするなら、東北自動車道花巻インターチェンジか、花巻南インターチェンジを利用する。花巻南インターチェンジから県道12号線、国道283号線を遠野方面に走ると「宮沢賢治記念館」があり、賢治の生涯を幅広く紹介している。近くには「宮沢賢治童話村」もある。賢治に関する観光スポットは他に「羅須地人協会」「イギリス海岸」がある。花巻市は彫刻家、高村光太郎の遺稿などを展示した「高村光太郎記念館」もある。また、この近辺の温泉には「花巻南温泉郷」「大沢温泉」などがある。