バイクの種類その3
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クルーザー
クルーザーバイクとは、アメリカンとも言われるバイクの種類である。外観のおもな特徴は、ハンドルの幅が広くて高めであり、タンクの形はティアドロップ型(水滴を横にしたような形)のものが多い。さらに、フロントフォークが、地面に対して寝ている角度が大きいという特徴がある。このため、一般的にシート高が低く、両足が地面にべったりと着くようなポジションになる。エンジンはV型が主流である。 クルーザータイプは、アメリカのハーレーダビッドソンのバイクに代表される。そのハーレーダビッドソンの中でも、いかにもアメリカンクルーザー、といったフォルムのバイクは、ソフテイルファミリーである。ソフテイルファミリーは、バランサー内蔵のツインカム96Bエンジンを搭載したシリーズで、リアサスペンションを車体の下部に配置することで、伝統的なスタイリングを再現している。 ソフテイルファミリーの中で例えばヘリテイジ・ソフテイル・クラシックは、排気量1,584ccで、加重時のシート高は64.8センチとなっている。快適にライディングするための装備は、簡単に着脱できるデタッチャブルウインドシールドや、後部座席のためのシーシーバー&バックレストなどがある。
ミニバイク
ミニバイクは、バイクの種類のひとつである。本来はホイールベース1メートル以下、タイヤの径が5~8インチ、車重30キロ以下の小型バイクのことをを指していた。 現在では、ミニバイクの明確な基準はなくなっているが、49~124ccの小排気量のバイクのことをミニバイクと総称している。「ミニバイクレース」は、こういった小排気量のバイク限定のレースである。 2008年3月現在発売されているミニバイクの代表車種は、ホンダではエイプ(Ape)100がある。エイプ100は、空冷4ストロークOHC単気筒99ccエンジンを搭載したスポーツバイクである。ちなみに「エイプ」とは、英語で類人猿の意味で、現在は販売中止になっている同社の50ccバイク、モンキーやゴリラよりも「進化したもの」という意味で命名された。 ホンダにはこのほかに、XR100モタードもある。XR100モタードは、直立空冷4ストロークOHC単気筒99ccエンジンを搭載した、ギアミッション付スポーツバイクである。 このほか、カワサキKSR110もミニバイクである。KSR100は、空冷4ストロークSOHC単気筒111ccエンジンを搭載した、オフロードバイクをデフォルメしたスタイリングのバイクである。
モペット
モペット(moped)とは、 モーター(motor)とペダル(pedal)をあわせたことばで、自転車のペダルがついたような外観のバイクのことである。エンジンを始動させずに、ペダルを踏んで進むこともできる。しかし、このようなペダル走行では、極端に重く、また、低速走行しかできない車種がほとんどである。 フランスやイタリアでは、免許制度上無免許で走ることができる。このため、モペットは、フランス製やイタリア製が多い。 日本では、モペットは、原動機付自転車の扱いになり、運転免許が必要となる。また、通達では、エンジンをきってペダルを漕いで人力で走行したとしても、原動機付自転車扱いとなり、ヘルメットなどを装着して車道を走行しなければならない。 2008年3月現在、日本で入手できるモペットに、プジョー・モトサイクルのヴォーグ(VOGUE)がある。ヴォーグは、空冷2ストローク単気筒バリエーター無段変速装置49.1ccエンジン搭載のモペットで、燃料タンク容量は5リットルである。 ほかには、オランダ・トモス社のトモスがある。トモスは、2ストローク49ccエンジンを搭載したモペットで、タンク容量は4リットルである。全14色と、カラーが豊富である。 日本のメーカーでは、フキプランニングのFK310シリーズがある。小松ゼノア31.7ccエンジンを搭載した、国産で唯一のモペットである。
原付スクーター
原付スクーターは、排気量50cc以下で、オートマチック・トランスミッションを採用したバイクのことである。 「原付」とは、原動機付自転車の略である。原付は、厳密に言うと、50cc以下の一種と、51cc以上125cc以下の二種があり、125cc以下のバイクは、すべて原付に分類される。二種は、普通自動二輪免許か、小型限定免許、または大型自動二輪免許が必要だが、一種は、普通自動車運転免許か、原付免許で運転できる。このため、通常「原付」と言った場合には、一種のみのことを言う場合が多い。 原付は、最高速度が時速30キロ、また、二段階右折の標識がある交差点か片側三車線以上の道路では二段階右折しなければならない、などという規定がある。 2008年3月現在発売されている国産原付スクーターは、ホンダでは、水冷4ストローク単気筒のクレアスクーピー、ズーマー、トゥデイ、空冷4ストロークOHC単気筒のディオがある。 ヤマハでは、水冷4ストロークSOHC単気筒のヴォックス、ビーノ、ジョグ、Yamaha Motor Taiwan Company, Ltd.(ヤマハモーター台湾)製造のBJがある。 スズキでは、強制空冷4サイクルSOHC単気筒のレッツとアドレスがある。
スクーター(原付以外)
スクーターは、原付(原動機付自転車)スクーターの代名詞と思われていたが、近年、原付よりも大きなサイズのスクーターも多く発表されている。2005年(平成17年)6月1日から、オートマチック(AT)限定二輪免許がスタートしたことも、人気の背景にある。 原付と異なり、車種によっては二人乗りも可能である。スクーターといえば原付である、というイメージと差別化するために、250cc以上のスクーターを特に「ビッグスクーター」と呼ぶこともある。 2008年3月現在、発売されている原付以外のスクーターは、ホンダでは、水冷4ストロークDOHC2気筒エンジンのシルバーウイングがある。シルバーウイングは、排気量398ccと582ccの2種類のラインナップがある。ホンダではこのほか、フォルツァがあり、これは水冷4ストロークOHC単気筒エンジンの248ccスクーターである。 ヤマハでは、水冷4ストロークDOHC単気筒394ccエンジンのグランドマジェスティ400、水冷4ストロークSOHC単気筒249ccエンジンのマジェスティとマジェスティC、水冷4ストロークDOHC単気筒249ccエンジンのグランドマジェスティ250とマグザムがある。 スズキでは、水冷4ストロークDOHC2気筒エンジンの638ccスカイウェブ650、水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンの249ccスカイウェブ250と、399ccスカイウェブ400のスカイウェブシリーズがある。

