バイクの種類その4
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オールドルック
オールドルックとは、その名前が指し示すとおり、古き時代のバイクを思わせるルックスを持ったバイクのことである。ポジションはゆったりと取っており、パワーも十分に強いバイクが多い。 この車種の代表ともいえるヤマハSR400は、1978年(昭和53年)に誕生したバイクで、「古きよき時代」といったルックスは、現在もそのままである。エンジンは、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒というシンプルな構成で、始動はキックスタートにこだわり続けている。スリムな車体は、フレームパイプの一部をオイルタンクとして活用するなどして、作り上げている。エンジン全高を抑えることができたのも、この設計のおかげである。ライディグポジションは、アップ気味にゆったりと取っている。 このほか、カワサキのW650もオールドルックのバイクといえる。W650は、空冷4ストロークSOHC4バルブバーチカルツインエンジンを搭載、スターターシステムは、セルフスタータとキックスタータを併用している。ヤマハSR400同様、キックペダルでエンジンを始動することもできるのだ。ラインナップには、アップハンドル仕様とローハンドル仕様がある。
コンペティション
コンペティションとは、モトクロスなどの競技やレースに使用する目的で作られたバイクである。ライトやウインカーは無く、登録してナンバープレートを取得することはできず、一般道の走行はできない。 2008年3月現在、発売されているコンペティションバイクは、ホンダでは、CRFがある。CRFは、ユニカムバルブトレイン採用の水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載しており、449.4ccのCRF450R、249.4ccのCRF250Rがある。このほか、150ccクラス唯一の4ストロークモトクロッサーとして、CRF150Rと、CRF150Rに大径ホイールを装備したCRF150RIIがある。 ヤマハでは、水冷4ストロークDOHC5バルブ単気筒エンジンのYZ450FとYZ250Fがある。総排気量は、YZ450Fが449cc、YZ250Fが249ccとなっている。このほかにも、2ストロークモトクロッサーのYZ250やYZ125がある。 スズキでは、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載したRM-Z450とRM-Z250がある。総排気量は、RM-Z250が449cc、RM-Z250が249ccである。このほか、2ストロークモトクロッサーのRM250とRM125がある。 カワサキでは、水冷4ストローク単気筒エンジン搭載のKLX450Rがある。KLX450Rは、カワサキでは初めての4ストローク450ccモトクロッサーで、KX450Fをベースとして開発されたものである。総排気量は449ccとなっている。KX250Fは、水冷4ストローク単気筒エンジン搭載のモトクッサーで、総排気量は249ccである。
トライク
トライク(trike)とは、tricycleの略で、三輪車やオート三輪のことである。前輪、後輪、どちらが二輪でもよいが、バイクにおいては、既存の二輪のものの後輪を改造し、前輪一輪、後輪二輪のものが一般的である。 1999年(平成11年)に、「50cc超のトライクは道路運送車両法上では側車付き自動二輪車・道路交通法上では普通自動車とみなす」という見解が運輸省から出された。このため、現在トライクは、車両登録とナンバープレートは二輪車という扱いで、運転免許は普通自動車免許が適用されることとなっている。つまり、ヘルメットを装着せずに公道を走行することが可能である。また、二輪免許を取得したたけでは運転することはできない、ということも言える。 後輪が二輪のバイクは、従来のバイクの側面に側車をつけ、そこに一輪追加しただけのサイドカーもある。この追加された後輪は駆動しないので、トライクとサイドカーは、構造的に異なるものである。しかし、サイドカーの側車側の車輪も駆動されている場合は、トライクとみなされる。 バギーや全地形対応車(ATV)などは、過去、三輪が主流であったが、転倒事故が多く、バイクメーカーによる製造はすべて四輪に切り替えられた。日本では、東京都多摩市の株式会社トライクジャパンなどで、二輪バイクをトライクに改造、市販している。
輸入車
輸入車とは、アメリカやヨーロッパなど、日本以外の国で生産されたバイクのことである。造形が独特なものが多い。各海外メーカーの特徴は、次のとおりである。
■ハーレーダビッドソン
アメリカのメーカー。同社のバイクは、ビッグクルーザーの代名詞とも言える。
■ビューエル
ハーレーダビットソン出身のエンジニアが成立した会社で、ストリートファイターと言われるバイクを作る。ハーレーの傘下となった。
■BMW
ドイツの有名四輪メーカーだが、二輪も製造している。もとは航空機を製造していた。
■トライアンフ
100年以上の歴史のあるイギリスのメーカーである。3気筒車が多い
■ドゥカティ
イタリアのメーカー。ビッグスポーツバイクに定評がある。ワールドスーパーバイクや、MotoGPにも参戦している。
■ピアジオ
イタリアのメーカー。同社の「ベスパ」は、スクーターの代名詞と言われるほど有名である。
■MVアグスタ
イタリアのメーカー。かつては、世界GPでジャコモ・アゴスチーニが500cc、350cc合わせて13の世界タイトルを獲得するなど、大活躍した。現在は、商標使用権と製造販売権をカジバに譲渡している。
■ハスクバーナ
スウェーデンのメーカー。カジバの傘下となっている。オフロードマシンが強い。
■カジバ
イタリアのメーカー。商標使用権と製造販売権を獲得したMVアグスタに変更した。
ストリート
ストリートとは、ストリートカスタムなどとも言われるバイクである。中・小型バイクで、オンロードとオフロードの中間のようなルックスになる。ファッション性を重視するユーザーに人気がある。カスタムパーツも豊富なので、カスタムベース車としても人気がある。 代表車種には、まずヤマハのSR400があげられる。SR400は、1978年に登場した空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒399ccエンジンのバイクである。 また、同じくヤマハのTW225Eも、ストリートバイクにあげられる。TW225Eは1987年に登場した空冷4ストローク225ccエンジンのマシンで、79センチという低シート高の、足つき性のよいバイクである。超極太タイヤをリアに装着しているのが大きな特徴である。現在は生産終了となっている。 このほか、ホンダFTRもストリートバイクの系譜である。FTRは、2000年に登場した空冷4ストロークOHC単気筒223ccエンジンのバイクである。78センチという低シート高で足着き性がよく、車体サイズも小さめで取り回しもよい。フラットトラッカーという、オーバル形状のフラットなダートコースを走るレース車両のスタイルを受け継いでいる。 スズキバンバン200もこのカテゴリに入る。バンバン200は、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒199ccエンジンを搭載したバイクである。シート高は77センチで、シート座面は広く前側を絞り込んだデザインで、安定したポジションを得られるようになっている。

