世界のバイク事情って!?
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アメリカ
アメリカで多いバイクは「アメリカン」と呼ばれるタイプものです。これはアメリカでは「クルーザー」と呼ばれるタイプのもので、代表的なものとしてはハーレーダビッドソンなどがあげられます。クルーザーはスポーツタイプのバイクと比べると、外観からして大きな違いがいくつかあります。たとえばシートはやや低めに作られ、後ろに軽くもたれかかることができるようになっています。足は前方に突き出し、両腕も軽く上げるような姿勢となります。アメリカでは、都市間の距離が離れており、ツーリングも長距離に及んだりします。そんな時でも、この姿勢であれば比較的ライダーの疲労は軽くて済みます。また、アメリカではバイクレースも盛んで、ロードレースではアメリカグランプリなどが開催されます。土(ダート)のトラックで行われるダートトラックレースも人気です。
イタリア
イタリアのバイクで有名なものに「ヴェスパ」があります。これは1946年から製造され、映画「ローマの休日」にも登場するスクーターがヴェスパです。現在のスクーターのスタイルを決定づけた機種とも言われていますが、スクーターの起源についてはもっと古く1910年代のアメリカまでさかのぼるという説もあります。ヴェスパを生産しているピアジオ社は、傘下にアプリリアやモト・グッツィというバイクメーカーも抱えています。アプリリアはスクーター以外にも、オフロードバイクやクルーザー(アメリカンバイク)を生産し、モト・グッツィは主にクルーザーなどのツーリング用バイクを生産しています。また、バイクレースの人気も高く、ヴァレンティーノ・ロッシなどの有名ライダーも輩出しており、ロードレース選手権などのレースで優勝したライダーやチームも多いのが特徴です。ちなみにレーシングバイクのメーカー「ドゥカティ」もイタリアのメーカー。
イギリス
イギリスは天候が変わりやすく、冬は寒くて長いのが特徴。そのため、日常生活においてはバイクよりも車のほうがメジャーです。しかし、趣味としてバイクを楽しむ人たちがいないわけではなく、大型バイクに乗ってツーリングを楽しむライダーもいますし、モータースポーツとしてのバイクも人気。イギリスのバイクメーカーでは「トライアンフ」が有名です。長距離ツーリングに適したクルーザー(アメリカン)タイプのバイクのほか、アーバンスポーツと呼ばれる走りを重視したタイプのバイクも人気です。
ドイツ
自動車産業が有名なドイツですが、BMWはバイク制作も手掛けています。バイク専門メーカーとしては、MZモトラッドが有名。MZモトラッドは旧東ドイツ発祥のメーカーで、かつては東ドイツを代表するメーカーでもありました。東西ドイツ統一後、東ドイツの工業製品の中には生産が中止されるものも出てきましたが、MZモトラッドは生産され続けており、日本にも輸入されています。ドイツはまた、見本市が多く開かれることでも有名です。バイクの世界でも同様、世界最大のバイク見本市「INTERMOT」が開かれることでも知られています。
フランス
フランスでは、自動車メーカーのプジョーがスクーター製作も行っています。スポーツタイプのバイクでは、ヴォクサンが唯一のフランスのメーカーとして知られています。しかし、ヴォクサンは経営状態があまりよくなく、バイクの年間生産台数も約100台程度(2007年現在)と少ないのが現状です。市街地を走るバイクには、日本のメーカーのものが多く、中古バイクでも日本メーカーのものが人気です。モータースポーツの分野では、「ル・マン24時間耐久レース」が有名。日本ではこのレースは、一般的に自動車の耐久レースを指していることがほとんど。しかし、二輪についても毎年4月にル・マン24時間耐久レースが開催されています。会場は、ル・マンにあるブガッティ・サーキット。ブガッティ・サーキットでは、このほかロードレース世界選手権のMotoGPも開催されています。

